1980-05-15 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号
○庄司委員 これは個別の事例だから話しにくいとあなた方はおっしゃいますけれども、登記簿はだれでもとれるのです。だから、これは調べる気になれば、何も大蔵省でなくたってわれわれだって登記はとれるのですから、こんなことぐらいは明確に御答弁があってしかるべきだと私は思うのです。根抵当権の設定にしても、これは登記にちゃんと明確なのです。そういう点で、事実はとにかくお調べになったのですね。
○庄司委員 これは個別の事例だから話しにくいとあなた方はおっしゃいますけれども、登記簿はだれでもとれるのです。だから、これは調べる気になれば、何も大蔵省でなくたってわれわれだって登記はとれるのですから、こんなことぐらいは明確に御答弁があってしかるべきだと私は思うのです。根抵当権の設定にしても、これは登記にちゃんと明確なのです。そういう点で、事実はとにかくお調べになったのですね。
○庄司委員 それではきょうの本題に入りますけれども、やはり相互銀行の体質の問題に絡んだ問題点なんです。 具体的な問題を申し上げてみます。 例の浜田幸一前代議士とラスベガスの賭博ツアーに同行したりした、非常に密接な関係のある東通、この北見晴男社長らのグループがイースト・ジャパン株式会社、ここの公園墓地開発計画に絡んで、イースト・ジャパン社の役員である地主さんたちの土地を担保に入れさせて巨額な資金づくりを
○庄司委員 まず大臣にお伺いします。 きのうの各紙の夕刊、いずれも平和相互銀行の四百三十三億円の裏保証の問題を取り上げております。この問題を考えてみますと、大光相互銀行の問題、それから昨年の徳陽相互銀行の問題、いずれも相互銀行の信用を失墜させるような大問題だろうと思うのです。これでは相互銀行に対する国民の信頼を失うような結果になるのじゃないか。この点で相互銀行は最近大変乱脈なうわさが絶えないわけですが
○庄司委員 三番目にお伺いしたいのは、損害査定の具体的な問題で、地盤災害の問題です。 地盤災害について、たとえば建物に被害が生じた場合、その建物の原状回復のために地盤等の復旧に直接必要とされる費用は担保されることになるのかどうか。これはイエスかノーかだけ。
○庄司委員 この間の地震を経験した宮城県の保険を掛けている方の感想ですが、ほとんどが掛け捨てになったという実感を持っていることは否めないわけですね。そういう点で、ぜひ今後の法改正に当たって、料率を極力圧縮するように努力をしていただきたい、これは強く御要望申し上げておきます。 第二番目の問題は、これも宮城県沖地震で大分トラブルが発生した問題ですが、損害の査定基準の問題なんです。これもきのうの御質疑の
○庄司委員 今回の地震保険法の改正は、私の出身は宮城県でありますが、七八年の宮城沖地震で多大の被害を受け、地震保険法の問題で大変な問題があった県としても、一歩前進だということで評価しているわけであります。そこで、今度の法改正に基づいた問題点の若干について御質疑したいと思います。 一つは、保険料率の問題でございますけれども、きのうの御答弁で約一五%ぐらいのアップになるのじゃないかというお見通しでありますが
○庄司委員 私はやはりその辺がうんと大事なところだと思うのですね。おまえ腹も立つだろうけれども、とにかくいまはがまんして眠りなさい、こう言われればけんかの成敗にはならないのですね。だから、その辺の道筋を明確にして、イランと日本との友好関係も一層深めていく必要があると思うのですよ。この辺私の意見として大臣に申し上げておきたいと思ったのです。 いまイランから石油を買うのをやめたとかなんとかの問題は純経済的
○庄司委員 人質問題が起きたから、人質問題を起こしたイランが悪い、もっぱらイランだけが悪者だ、こういう態度になると思うのです。大臣が先ほど来の御答弁で、アメリカにも物は言うのだ、それは中身は平和的に解決しろ、こういうふうに物を言うのだとおっしゃっていますね。ただ、イランがなぜあのようにアメリカに対して怒っているのか、人質作戦までやらざるを得ないような状況になっているのか、ここのところを理解してあげないと
○庄司委員 イランと石油の問題について、私は通産大臣に冒頭にまずお伺いしたいと思います。 私は、イランとの友好を進める場合、油欲しさの外交ではだめだ、こういうふうに思うわけです。そこで、イランがアメリカに対して抱いている感情あるいは問題点、やはりイランの国民の立場で物を考える必要も一つはあるのじゃないかと思うのです。そしてまた日本の立場での物の考え方、こういう立場に立たないと、本当のイランとの友好
○庄司委員 JOCが自主的に参加を決定するということが、予算が執行されなければ、事実上不可能になるわけですね。ですから、JOCの自主性を尊重すると言いながら、特に私が申し上げたいのは、やはりオリンピックの問題では、金は出すが口は出すなというのが私は一つの原則だと思っているのですが、結局は口を出すことになってしまうのではないか。ですから、自主性を尊重すると言いながら、それが何らかの政治的判断で不可能になるということになれば
○庄司委員 ですから、純粋なスポーツの問題であるオリンピックの問題に、いろいろな政治情勢で、覇権主義の問題、いずれの国にしろこういうものが押しつけられるようなことは決して好ましくない。 それで少し具体の問題でお伺いしたいのですが、本年度予算で体協に十五億八千万円が補助をされております。それからなお、体協にはいわゆる公営競技関係、これは公営ギャンブル競技というと語弊があるかもしれませんけれども、こういう
○庄司委員 最初に、私もオリンピック問題で一問質問したいと思います。 オリンピックに参加するかどうか、これはスポーツ団体が自主的に決定すべきことだ、わが党は十四日の宮本委員長の記者会見でもこの点は明確にしたわけです。この記者会見で、政治の立場からこういう問題についていいとか悪いとか当否を言うこと自体が不当な介入だという立場を明らかにしたわけです。これはいずれの国にしても同じようなことだと思うのです
○庄司委員 重大な事態になるということは長官も御認識あるようです。それで、カーター政権の外交の方針ですね。これが二転、三転するわけですよ。西ヨーロッパあたりでもその点では大変迷惑しているような新聞論調なりあるいは政府筋の見解も出ているのですね。だから私は、やはり日本にとってイランとの外交が非常に大事だ、何も油欲しさだけではなくても大事だと思う。同時に油の問題もありますから、そういう点でやはりカーター
○庄司委員 私は長官にそういう希望的観測を伺ったのじゃなくて、一般論として、たとえば一〇%ないし一三%原油が入ってこなくなったといった場合、物価なり石油価格なりあるいはわが国の経済の見通し、つまり景気の動向、こういうものにどういう影響を及ぼすのか聞いているのです。
○庄司委員 長官にお伺いしますけれども、やはり今度のアメリカのイラン断交の問題です。イランからの日本に対する原油の供給量、一〇ないし一三%といま伺ったのですが、これは一般論で結構ですから、もし日本で原油の輸入量が一〇ないし一三%減ったという場合、石油の価格なりあるいは物価なりあるいは景気なり、これにどういう影響を及ぼすのか、経済企画庁として試算か何かお出しになっているのか、あるいはお持ちなのか、その
○庄司委員 それで、一つ代表的な事例として内閣調査室の報償費についてお伺いしたいわけ下す。 この内閣調査室の報償費、この取扱責任者は内閣調査室長と聞いておりますが、そのとおりですか。
○庄司委員 それらについて証拠書類にかえて検査院に提出するもの、これは取扱責任者の領収証書、それから同じく支払い明細書、それから支出決議書と伺っていますが、そのとおりですか。
○庄司委員 私は、内閣官房の報償費の問題で、その出し方について若干会計法上の疑義があるので、これは内閣官房だけではありませんが、お伺いしたいと思うのです。時間がございませんので、大変恐縮ですが、私が一問一答のかっこうで最初進めてまいりますので、御答弁をひとつ簡潔にお願いしたいと思います。 最初は会計検査院に伺いますが、報償費等の一部については計算証明規則の第十一条、これに基づいていわゆる簡易証明が
○庄司委員 そうしますと「ひまわり」の二号、と言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、跡継ぎの衛星、これの打ち上げの問題でちょっと気がかりになるのですね。科学技術庁においで願ったのですが、これの打ち上げはいわゆる事業団に打ち上げてもらう予定ですか。
○庄司委員 気象庁の方もお見えですね。 最初、私は例の気象衛星「ひまわり」の件でちょっとお伺いしたいのですが、現在回っている「ひまわり」は、寿命と言いますとちょっとあれですが、いつごろ寿命が尽きるわけですか。
○庄司委員 なかなかガードがかたいようであります。それは無理もないだろうと思いますが、いずれK・ハマダという人と実像が重なってくるだろうと思いますが、それがいま前田局長がおっしゃった今後の公判で重なってくる可能性があると理解していいですか。
○庄司委員 私は、まず最初に、一連の汚職の事件でちょっとお伺いしたいのですが、一つは、この間のロッキード公判で出てきた名前で、小佐野賢治が二十万ドルのロッキードからもらった金を渡したということで、ミスターK・ハマダというのが日米司法協定の資料提供の中に出てきたらしいのですが、これは日本人ですか。
○庄司委員 そのようなことも伺っておいて、ひとつ競馬会の問題を取り上げてみたいと思うのです。 一つは、実は昨年の十二月二十二日の決算委員会におきまして、私が場外馬券場の賃貸料あるいは協力金の問題を御質問申し上げたわけです。この点では札幌、京都、神戸、こういった具体的数字を挙げて、高過ぎるのじゃないか、こういう質問をしたわけです。これに対して、競馬会の理事長の武田さんは、札幌と神戸については私の挙げた
○庄司委員 そうしますと、長沼答申は法律的にはまだ生きているということになるわけですね。懇談会のやつは私的諮問機関だから、メーンとして生きているのは長沼答申だ、こう理解していいのですか。
○庄司委員 総理府にお伺いしますけれども、これは長官でなくても、どなたでもいいですから、いわゆる公営競技の問題ですね。これで公営競技調査会というのがあったわけですが、これの答申が昭和三十六年の七月二十六日に出ております。それから今度、五十四年の六月二十一日になりますと、公営競技問題懇談会の答申ですか、出ておりますが、調査会と懇談会の性格の違いはどういうことなんですか。お伺いします。
○庄司分科員 いまもしそうなったらということで御研究なさっているようでありますが、私が大臣に望みたいのは、もしそうなったらというあれじゃなくて、そういうことをさせないための研究なりあるいは腹を固めるなり、これをひとつお願いしたいのですよ。 そうでないと、いま農民が非常に悲観しておりますのは、いわゆるこういう世界情勢が一つある、それへ持ってきて国内でも、昨年の米価審議会のあったころだと思いますけれども
○庄司分科員 その点で、これは新聞報道の限りでありますけれども少し確認しておきたいのですが、何か農林省としてはアメリカの要請、これは正式にあったのかないのかわかりませんが、それにこたえるようなかっこうで、一連の措置について農林水産大臣は商社側の検討結果、外務省などとの意見調整などを踏まえ、近く米国側に打診して、三月中旬の大来外相訪米の際、いわゆるアフガン問題に絡んだ余剰穀物引き取り問題に決着をつけたい
○庄司分科員 私は、まず農林大臣にもっぱら基本的な問題を少しお伺いしたいのです。 実はこの一月、例のソ連のアフガニスタン侵攻があって、それに対応してアメリカが例の千七百万トンの穀物輸出をとめた。それに対して農協の幹部たちが異口同音におっしゃっていたのは、やはり食糧というのは戦略物資であったなと、これが実感としてわかったと言うのですね。これがもし逆に日本にはね返ってきたらどうなるのだろう。いまはその
○庄司委員 確かに前回の分と今回の分、合わせて二百五十億、これは保険金入っての分ですから大変な損害です。先ほど委員から、二百五十億円ばかりの予算を積み上げるのに十日以上も国会でもたもたしたという御発言がございましたが、それは私も同感です。 それで、これだけ国費に損失を与えたわけですから、アポジモーターの受け入れの点検、これがやはりどうだったんだかという点がひとつ問われなければならないと思うのです。
○庄司委員 そうしますと、やはり今度の主要な原因はアポジモーターの故障ないしは欠陥があったということとして追及してしかるべきだと私は思うのです。その辺いかがですか。
○庄司委員 私も「あやめ」の問題から伺いたいと思うのです。きょうはどうも宇宙デーみたいな感じですね。大変宇宙にふさわしい夢のようなお話もあったわけでありますが、私は具体的な問題から少し聞いてまいりたいのです。 実は、今度の「あやめ二号」の打ち上げ失敗、これは最初総論的に言いますと、いろいろな科学的な実験や研究の場合、失敗はあり得ることだ、その失敗を乗り越えて進むわけですから、それはそれとして一概に
○庄司委員 この論議は官房副長官がおいでになられないと発展しないので、ちょっと保留しておきます。中途半端になるわけですが、先に進めます。 実は、会計検査院長、ことしで会計検査院は百周年を迎えられる。いままで職員の皆さんも大変御苦労があったと思います。その点で、私も会計検査院の歴史を若干かじらせていただきましたが、あの太平洋戦争中の臨時軍事費の問題をめぐっての御苦労や、その後の終戦処理の問題をめぐっての
○庄司委員 これは、官房副長官がおいでになったら副長官に御質問しようと思っているのですが、ことしの二月八日現在の、内閣官房で出した「内閣提出予定法律案・条約要旨調」という書類があるのです。これに「検討中の法律案・条約件名」という項目がございますけれども、これには院法改正は一言も触れられていないのですね。そういう点はどうお思いになるのですか。
○庄司委員 先ほど来の議論を聞いておりまして、院法改正問題でありますが、官房副長官の御答弁だと、法案提出には至らないが検討中だ、こういうふうに御答弁があったのですが、検査院長として、本当に内閣で検討中であるとお考えでございますか。
○庄司委員 答弁漏れもあるので……。 地震保険の制度改善、この法案はいつごろお出しになれる目算なのか。つまり今国会にお出しになれるのかどうか、その辺の目算を聞かしていただきたかったのです。 それからもう一つは、いま大蔵大臣から、国民金融公庫の支店設置について、何か庄司委員がごがまんなすったせいかなどという御発言がありましたが、私はがまんがなりかねている方ですから、その辺はひとつ取り消してもらいたいと
○庄司委員 そういう点で、予算の編成をなさる場合、会議費やいわゆる交際費の問題で、ぜひひとつ庶民の社会的通念で組んでいただきたい。それをオーバーするようなものについては厳重に監督していただきたい。このことを要望しておきます。 さて、私、きょうは限られた時間で、地震保険制度の問題をちょっとお伺いしたいのですが、実は一昨年の六月十二日に宮城県沖地震がございました。これは初めての都市型災害で、大変な被害
○庄司委員 最初に、私、政治姿勢で大臣に伺っておきたいのですが、先ほどのやりとり聞いてますと、厚生省から接待を受けた金額が大体一人一晩四万三千円とか四万四千円なんですよ、割ってみたら。これは郵政省当局ともやりとりをやったのですが、郵政省あたりは、社会通念上許されるなんという、こういう考えを持っているのですね。予算編成をなさる大臣、相当苦労もしていらっしゃるわけですが、国民の血税がこういうふうに一人一晩四万三
○庄司委員 私は、この特別積立金の運用をどうしていくのか、この二千百九十四億円の運用の方向についての指導、これをやっているのかどうか、これを聞いたわけです。 そこで、この問題もひとつ答えてもらいますが、去年の十二月六日にわが党の津川議員が積立金の国民への還元を要求したわけですが、局長はこの際、大部分は固定資産化している、競馬施設そのものを処分しなければならなくなるのだからできません、こういった答弁
○庄司委員 これはひとつ検討課題にしてもらいたいと思います。 大臣、いまどこかへ雲隠れしたようですね、いるのですか。——それでは、これは明確にひとつ大臣に言っておいてください。 それから、特別積立金の問題なんです。この特別積立金が年々歳々非常にふえているわけです。これは四十八年度末で九百十八億円だったものが、五十三年にはもう累積で二千百九十四億円にふえております。平均すると毎年二百五十億円前後これが
○庄司委員 農林省並びに会計検査院、それから競馬会にお伺いしたいのでありますが、いま井上委員からも指摘がありましたが、この中央競馬会の収支決算の問題、私も改善する必要があるというような観点から質問したいと思いますし、それから場外馬券場の問題については重複を避けて質問したい。そのほか、場外馬券場が新たに設置されようとしている仙台市の問題についても若干お伺いしたいと思うのです。会計検査院にも後から質問します
○庄司委員 これは井上委員に対する答弁と符節が合っているのですがね。たとえば接待については五十三年七月、異動後の顔合わせでA、B、C、Dとか、いろいろ書いてあります。これは出席者です。あとは、十二月分と合わせますと、Aという人が二回出ていますから、一人で二回ですね。それからBが二回出ているとかそれからDという方が二回出ている。こういう数字とどうも符節が合っているのですが、出した覚えがないとおっしゃるならば
○庄司委員 時間がございませんから、形容詞を抜きに端的にお伺いいたします。 先ほどの井上委員の質問に対する答弁で、郵政省内のKDD問題の綱紀点検委員会ですか、その中間発表らしきものがございましたが、これは内容は実は衆議院の逓信委員会に配った内容と同じですか。たとえば接待については、五十三年度七月以降延べ三十九名、それから五十四年度は延べ二十四名。それから増答品は、五十三年の中元分が二十二件それから
○庄司委員 少し具体的にしますけれども、実は、-おたくからきのう届いた資料とけさ届いた資料と、同じ資料で若干の食い違いがある。たとえば「KDDが設立された後郵政省から直接KDDへ就職した者」の氏名、これは「本省副参事官もしくは課長補佐クラス以上」、こうなっておりますが、きのうちょうだいした資料では合計二十名となっております。これはけさちょうだいした同じ資料ですね。きのうのものは数字しか入っておりませんから
○庄司委員 最初に、郵政省の大臣にお願いしたいのですが、KDD問題に対する取り組みの郵政省の姿勢の問題に関連するわけですが、実は私、今回の質問に当たって資料要求を幾つかしたわけです。ところが、その資料が最終的に全部はそろっていませんが、きょうの会議が始まってから来たのもある、こういう状況なのです。これでは質問がなかなか準備できない状況もあるんですね。そういう点で、本委員会から、これは委員個人でありますが
○庄司委員 総理が了承された趣旨は、やはりこれでいいんだということになるわけですね。で、これは後でも触れますが、何か政府筋では、後から、近いうちにこれとは別個に政治報告を出されるというような報道も、きのう以来されているわけですが、これは後から聞きます。 実は、犯罪捜査の面から言っても、この五億円の使途がもし政治資金だとすれば、政治資金に使われたとするならば、これは外国からもらった金ですから、やはり
○庄司委員 総理の御答弁では、こういうロッキード疑獄事件を起こすような政治の構造がわからないだろうと私は思うのです。五億円の賄賂をもらった、その賄賂で政治の買収を図ったとか、あるいはこういうふうに運輸官僚を手なずけたとか、あるいはこういうふうに航空族を手なずけていく金にしたんだとか、これが明確にならないと国民はちっともわからない。道義心の低下であるとか、金のかかり過ぎる政治であるとか、非常に抽象的なんです
○庄司委員 総理にお伺いしたいわけですが、実はこの十五日にロッキード問題の中間報告がなされたわけです。ロッキード問題は、本来ロッキード特別委員会なり予算委員会で審議されてきたものですから、私は、ここで余り立ち入っては論じたくないのですが、やはりこの決算審査に当たって欠かせない問題もありますから、その点でひとつ質問したいと思うのです。 最初、私はひとつ総理の姿勢の問題でお伺いしたいのですが、九月二十八日
○庄司委員 運輸省に今度はお伺いしますが、ところでその時期に対応する日本航空の株についていまから申し上げますから、そのとおりかどうか御確認願いたいと思うのですが、一つは昭和四十三年三月の時点での小佐野賢治氏の株式保有ですね。これは三十四万七千二百二十四株で第十二位。それから二つ目は、それが昭和四十四年三月時点になりますと、これは四十三年四月から四十四年三月までの会計年度で申し上げておりますが、七十万二十一株
○庄司委員 私は、小佐野賢治氏の日航株の取得の問題について質問し、また全日空のチャーター便の問題について疑惑がありますので、それも質問したいと思います。 小佐野賢治氏については、当委員会で二十五日の証人喚問が決まったわけですが、しかし、どうもきのうの状況なんか見ても、先日来病気と称して引きこもっている。それからきのうはきのうで、電電公社の経営委員を辞任するに当たって、これも病気を理由にしております
○庄司委員 委員長にお願いしておきますが、いまから小佐野賢治氏の日航株の問題について質問しますが、この際、理解のために資料を前もってお配りしたいと思うのですが、お願いします。
○庄司委員 そうすると、検察庁の方としては、特に今朝来、この両検事に対して、報告できるようになったわけですから、その報告を求めるような電話連絡なんかはなさらないのですか。なさるつもりはありませんか。
○庄司委員 そうしますと、この堀田、東条両検事ですね、早速にも検察庁に、皆さん方も一刻千秋の思いで待っている資料ですから、もう報告を始められておると思うのですが、その点どうですか。
○庄司委員 まず検察庁に伺いますが、先ほど最高裁の方から報告がありました連邦地裁の決定ですね、これで証言の日本送付を認めた。後はニュースですが、地検の検事は、つまり東条さんと堀田さんですね、東京地検に報告ができることになった、こういうことなんですが、これは間違いございませんか。
○庄司委員 この点に関して、日本が実験に供されたことはないという米大使館の報告だと言われますが、東洋人あるいはアジア人、こう記述されている問題ですね。これは外務大臣、同じアジアの一員として、こういうことがやられていることについて、どういうふうな感じを持っておられますか。
○庄司委員 この報告書を見ますと、CIAの対外活動がきわめて大変なものだ。しかも主権侵害にわたるようなことが相当例示されております。たとえばキューバの侵攻事件であるとかラオスでの秘密戦争、あるいはカンボジアでの秘密爆撃、チリでの反アジェンデ活動、ウオーターゲート事件など、すべて権力が秘密裏に行使された実例だ、こういうふうに指摘しております。 その点で、私はきょうは具体的に極東、なかんずくこの日本と
○庄司委員 先ほどKCIAの話が出ましたので、私、関連して、今度はアメリカのCIA、この問題でちょっとお伺いします。 実は、ことしの四月十六日ですね、アメリカのチャーチ委員会、ここでこういう本を出したわけです。「ファイナル レポート オブ ザ セレクトコミッティー ツー スタディー ガバメンタル オペレーションズ ウイズ リスペクト ツー インテリジェンスアクティビティーズ ユナイテッドステーツ